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文武両道にして清廉潔白。絵に描いたような優等生の天塚初音。そんな完璧とも呼べる彼女だったが、その裏では化学教師の地原に呼び出され毎日のように抱かれていた。かつては教師に抱いていた淡い恋心も、教え子である自分に遠慮なく手を出す姿を前に失望に変わり、嫌悪しながらも拒絶できない日々を送っている。
そして今日も、始業前の早朝から呼び出された初音は、教師の待つ化学準備室へと向かう。手軽に抱ける女として繰り返し男に犯●れた身体は、初音の意思に反して発情し、彼女を快楽へと誘う。下劣な男に対する嫌悪感。それを塗りつぶすように湧き上がる情欲。少女と大人。生徒と教師。校舎内ですれ違う生徒たちにはいつもと変わらぬ顔で挨拶をしながら、男の欲望に応えるため通い慣れてしまった場所を目指す。心では拒絶しながら、初音の身体は、子宮は、今日もまた与えられる快楽を待ち侘び、自らを差し出すために男の元へと向かうのだった。禁断の関係の中で生まれる愛欲の奔流に、初音は呑み込まれていく。
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